2014年7月22日

 ゼミのレポートを書こうと思ったのにただじっとりと汗をかいて読書してアイスキャンデーを2つ食べて一日が終わった。もうすぐお誕生日の友達が居る。その人がわたしの書いたおもしろ小噺をプレゼントに欲しいと言うんで今日すこし書いてみたんだけど、無職の中年男が死んで青りんごになる話を3000字くらい書いて、お誕生日に人が死ぬ話はさすがのわたしでも良心が咎めるな、と思ってよした。それでその後は上に書いたような虚無の時間を過ごした。

 この間諸用で三年ぶりくらいに高円寺に行った。やはり気持ち悪い街だと思った。とは言えわたしも中学生の頃はガロの漫画にはまり、戸川純とかアーントサリーとかあぶらだことかマチゾーとかのサブカルに心酔(仮)して、ビレッジバンガードは汚くて嫌いだったけどそれなりに中央線文化に憧れを抱き、高校一年生で初めてアルバイトしたのは水道橋の飲食店だった。しかしすぐに中央線の駅は気持ち悪いと気付いた。なにが気持ち悪いのかはよく分からなかった。大学よねんせいになったいまうっすら分かるのは(うっすらなのはこれらについて特に考えたいと思わないから)、文化というのは一人では生れず、人と人との関わり合いの中で生まれるわけである。で自分はそういった文化的なグループやチームは嫌いなので、何故なら好きではない人の自己愛に付き合うことが出来ないので、中央線は、気持ち悪いんだよなあ。と思った。